株式会社シベスピ 従業員ブログ

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みんな大好き!お茶目な敬語!

1月から世間的にも色々とありましたが、気づけばもう7月になるんですね。
連日暑さに負け続けている松本です。
GWに帰省できなかったので、実家のお猫様に忘れられてそうなのが最近の心配事です。

文面でのやり取りが増えました。

昨今の情勢もあり、仕事でもプライベートでも、メールやチャットといった文字を使ったやり取りが頻繁に行われるようになりました。
業務上必要なメモや周知事項、勤怠連絡、ちょっとした雑談……そして適度なタイミングで登場するやんちゃな敬語たち。
今日は、そんな「みんな大好き!お茶目な敬語!」をご紹介したいと思います。

みんな大好き!お茶目な敬語!

敬語は多くの場合「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」に分けられます。
ご存知の方も多いと思うので解説は省略しますが、不安を感じる方は検索してみることをお勧めします!私はいつも不安です。
それぞれの意味について思いを馳せつつ、早速確認してみましょう!


お茶目な敬語その1!

「不明点等ございましたら、お気軽にお伺いください」

【使用場面】「内容について質問があればなんでも聞いてくれ!」と別会社のBさんに言いたいA氏
「伺う」とは、「聞く(訪問する)」時に使用される謙譲語です。
相手の様子を、今日は機嫌がいいかな?質問しても大丈夫そうかな?と『うかがい見ている』状態を想像してください。
上記の『相手』を自分、『うかがい見ている人』を目上の人とすると、立場がおかしいことに気づくのではないでしょうか。
目上の人に「気軽に質問していいけど気を遣ってよね!」と言っているようなものです。ツンデレは業務外で。
この場合は、尊敬語である「お尋ねください」や「お申し付けください」等の言い回しを使用しましょう。


お茶目な敬語その2!

「以下、ご拝見ください」

【使用場面】共通チャンネルが更新されたことを周知したいCさん
「拝見(する)」とは、「見る」時に使用される謙譲語です。
拝見の「拝」は「おがむ」です。神様・仏様に対するアクションとして定番ですね。
これを使用場面に適した形に意訳すると、「全員チャンネルを拝んで見ろ!」という内容になってしまいます。
当然周知したい相手には、上司、場合によっては面識のない相手も含まれますから、適した言葉選びとは言えません。
この場合は、尊敬語である「ご覧ください」や「ご確認ください」等を使用すると良いでしょう。

敬語って大変……。

お茶目だなんだと言ってはきましたが、私もあまり敬語は得意ではありません。
ビジネスマナーとして「承知」と「了解」を使い分けろ!という話をよく聞きますが、一方で「了解いたしました」は失礼ではない!とも言われており……。
メールを書くたび、マナーも敬語も難易度が高いなあ……と思う毎日です。
日々勉強しつつ、相手と自分の立場に応じて、失礼のない言葉選びを心がけていけるようにしたいですね。

ちなみに実家のお猫様は私より立場が上なので、「僭越ながら、本日分のちゅーるをこちらにご用意させていただきました」と申し上げてからお渡しするようにしています。