株式会社シベスピ 従業員ブログ

シベスピの社員ブログ。技術・想い・経験沢山書いていきます!

伝え方について

お久しぶりです。山田です。

また1年経ってしまいました。早いですね。
前回の記事と類似の内容になりますが、ポイントを変えて書きます。

聞き手のとらえ方を意識する

伝えるといっても色々な目的があります。
情報共有の為の「報告」なのか、何かわからないこと、判断が出来ないことがあっての「相談・質問」なのか、聞き手も、その目的に沿って構えて聞いています。
「報告」なのに、自信が無く曖昧に伝えてしまっては、聞き手を不安にしてしまいます。
「相談・質問」なのに、なにに困っているのかわからないと聞き手はアドバイスが出来ません。
目的に沿った伝え方をすることで、コミュニケーションを円滑にし、信頼を築くことに繋がります。

また、上記とは少し違った視点での「聞き手のとらえ方」も意識が必要です。
それは、話し手が聞き手からどのような印象を持たれているかです。同じ内容の発言をしても、その人の印象で違う意味でとらえられてしまうことがあります。
日頃から悪い印象を持たれないようにすることが一番良いですが、順序立てて丁寧に伝えることで誤解は生まれにくくなるので、コミュニケーションがうまくいっていないと思う人は意識してみてください。
前回の記事では私の思う丁寧な伝え方について書いたので、良ければ参考にしてください。
chivsp.hatenablog.com

相手と同じ軸で伝える

物事を伝える際には、相手がいます。
なんでもその通りですとはならず、別の意見が出てきたりします。その際に意識してほしいのが、相手が何を軸に話しているのかです。たまに見かけるのが、議論が平行線になって話がなにも進んでいない時です。

以下のような場面がありました。
上長側は、次に同じ問題が起きないよう、原因の分析や改善案を出すことを軸として話をしています。
それに対して指導されている側は、自分が悪くない理由の説明をしている時があります。
少し話が逸れてしまいますが、指導されている側には悪いこと(ミス)をしたので怒られるという感覚があるようですが、上の立場の人からすると、怒るというよりも次に同じミスをしないよう成長してほしい、という気持ちのほうが強いです。
※人によって差はあると思いますが、私はそう思ってます。

軸の違う話合いは、会話になっているように見えますが、違う話題で話しているようなものなので話が進みません。
話が進まないと思った時には、一度お互いの軸についてすり合わせてから話せると良いかと思います。

まとめ

去年1年を振り返ると、お客様との打ち合わせや部下指導の機会が増えました。
いままで聞く側だった自分が伝える側になり、意識しなければならない点が増えました。
伝える力は自己アピールに繋がり、評価や信頼に繋がるものだとわかりました。
なんとなくで話すのではなく様々なポイントを意識してみることで、色々な発見があると思います。この記事をきっかけに、皆さんの伝え方がより良いものになると嬉しいです。