お久しぶりです。
村田です。
失敗談の共有、やっていますでしょうか?
できていない方はちょっとだけ損しているかもしれません。
とはいえ、失敗したことは怒られたり悪く見られたりするかもって思うとなかなかみんなに共有しにくいんですよね。
例えば友達からの報告で、
「〇〇会社クビになりました!」
よりも
「〇〇会社受かりました!」
の方が圧倒的に聞く報告だと思います。
でも実際、話し手が
「〇〇会社クビになりました!」
から得られる情報がかなりあります。
うまく話せれば話し手側は相手から有益な情報を聞き出すことができるようになります。
では、失敗談を共有することによって話し手はどのようなメリットを受けることができるのでしょうか。
みんなに価値ある情報を提供できる
「〇〇会社クビになりました!」
の場合、会社をクビになった理由を話すことで、
「あ、取引先の方を殴ったらクビになるんだ。」
というような対策を聞き手は考えることができるようになります。
失敗した理由や原因も共有することで、自身だけではなく聞き手も対策を考えることができます。
人間関係の悪化を防ぐことができる
あなたは公園で子どもたちを連れてボール遊びをすることになりました。
元気な子供たちはボールを色んな場所に投げます。
当然、投げたボールの一部は公園外に出ます。
運悪くそのボールは近所のおじいちゃんが大切にしている盆栽を破壊してしまいました。
この失敗を誰にも言わず黙っていたとします。
後日、子供たちはボールで盆栽を壊したことなんて知る由もないためいつもどおりボールを色んな場所に投げます。
そしてまた盆栽が壊れます。
おじいちゃんは発狂します。
あなたは怒られます。
失敗をだれも共有しない場合は、あなたもおじいちゃんも何度も不幸な目に遭いました。
ではあなたが子どもたちにボールが盆栽に当たったことを伝えていたらどうなったでしょうか。
ボールが公園の外に投げないように誰かが注意してくれるかもしれませんし、ボール以外の遊びをしたかもしれません。
ボールが公園外に出なければ盆栽に当たることもなく、あなたもおじいちゃんも平和に過ごせます。
また、周囲の人からは気が利く人という印象も持たれます。
失敗談を聞くことができる
人の記憶とは不思議なもので、他人の自慢話よりも不幸や失敗談ほど心に残りやすいです。
失敗した本人にとっては恥ずかしいし他人の記憶に残り続けるので内心「冗談じゃない!」と思うかもしれません。
しかし、その失敗によって救われる人がたくさんいます。
失敗談を話すことで一時的に恥ずかしい思いはしますが、失敗パターンはみんなに共有され同じ過ちを繰り返しにくくなります。
それだけではなく、失敗談をさらけ出すことによって自己開示の返報性の原理が働きます。
聞いた人も失敗談を話しやすい雰囲気になるということですね。
よく喧嘩したあとに
「冷蔵庫のプリン食べたのは俺です。ごめんなさい」
「ううん、私もピリピリしててつい言っちゃったの。実はゲルググの足折れてるって言っていた件だけど掃除のときに……」
のような会話をよく聞く(?)と思いますが、まさに失敗談を語ることで相手から情報を得て更に仲良くなるパターンですね。(爆発)
失敗を周りの人と共有することで人間関係の改善にも役立ちます。
酒を飲みながら話せばそれはそれでいい肴になるでしょう。
まとめ
失敗の共有は自身のためだけではなく、より良い人間関係の構築にも役立ちます。
恥ずかしさを我慢して、失敗談を話してみてはいかがでしょうか。
あなたが犯した罪の懺悔、いつでも承ります。
私はこのブログ記事の執筆期限を9日超過しました。
なんとかブログ管理担当に許しを得て必死に執筆しております。
期限に遅れたことは上長にも連絡が行くので、締切は絶対に守りましょう。