株式会社シベスピ 従業員ブログ

シベスピの社員ブログ。技術・想い・経験沢山書いていきます!

緊急事態宣言下で想うこと

テレワーク期間中に+5K…このままでは皆さんにお会いできませんw
久しぶりの大泉です。

私は本年2月度の全社夕会・懇親会を業務で欠席しましたので、社員の皆さんと一堂に会することも既に三ヶ月無く、また今後も当面は機会設定が難しいことを思うと、それだけでも以前の日常への郷愁にかられています。
バーベキューや社員旅行、ボーリング大会などの全社レクも当面難しいでしょうが、今の時代に即した新しい全社レクの取り組み検討を皆さんとできることを楽しみに変えていきたいとも思います!

我々の仕事は営業活動も含めて、リモートワークとの親和性が高く、順次速やかに移行できたことは現時点ではとても幸運なことだと思いました。
しかし、非常に厳しい状況下に置かれている業種の顧客や友人・知人、どうしても現場出社が必要で外出リスクを抱えながらの業務従事してくださっているメンバーの皆さまの事を思うと、自身の幸運と周囲・環境への感謝とともに改めて「今成すべきこと」に想いを馳せる日々です。
一部では戦時下とも言われるまさに未曽有の状況、緊急事態宣言下一カ月経過で特に感じたことを書こうと思います。

今このときだからこそのスキルアップ目標の設定

皆さんも同様と思いますが「働き方の変化」が一気に加速・定着してきていることを実感します。
私に関して言えば、定例で訪問実施していた「営業定例会議」も順次Web会議へ移行、業務参画前の「顔合せ面談」も同様にWeb会議実施が増加しています。
参画案件の現場ではシステム部要員は事務所勤務不要となる予定で、固定デスクは返上、会議室を使用する会議は要申請(Web会議の出来ない来客・外部ベンダーとの打合せくらい)、要出社の場合はフリーデスクを使用などテレワークの常態化が進む見込みです。
総じての主なメリットは通勤・移動時間の削減で「実務時間の増加」、デメリットは「対面コミュニケーションの減少」と感じています。
通勤・移動から解放されたことは本当に有り難いのですが、対面での「ちょこっと手厚め&押し推しコミュニケーション」を自身の強みとしていたので、武器を奪われた気持ちにもなりました(Web会議でもそこはそれほど失わないことも実感はできましたが)。
改めてコミュニケーション(伝える・伝わる)能力を営業・PMの強みとしていくために、「新たに生まれた時間」で私が実践しているスキルアップ項目は以下です。

 1.精度の高い「1枚」提案・報告資料の作成技術
 2.Web会議中でも出来る「システムポンチ絵」速記技術

上記2項目はこれまでもソコソコ出来ていたつもりではいましたが、極めようとするとどちらも奥が深く難しいです。
しかし、Web会議主流の今後には成果に直結していく実感があるのでチャレンジ重ねていこうと思います。

アメリカでは今回の騒動で失業率が15%にも及ぶといいます。実に8人に1人が職を失ったことになります。
アメリカ経済が日本に影響を及ぼさない訳がなく、今後も簡単に元に戻すことはできないと想像し考えれば、我々が生まれてから経験の無い恐ろしい状況です。
今こそ生き残るための個々のスキル向上が絶対に必要です。
皆さんにも今だからこその目的意識で、「不足」を補う、「得意」を伸ばす取り組みをして欲しいと思います。
この時の意識・実行の差が、今後の人生に大きく確実に繋がってしまう、と思っています。
社長、部長が皆さんにこれまでよく伝えてきた
『ビジネスマンとしての基盤を持ったエンジニア』『技術職であると同時にサービス提供者』
を意識し身につけることが出来るかどうか。これからの人材に成れるかどうかの大きな分岐点です。

情報選択の重要性が増した

この間「テレビ報道」を観なくなりました(積極的に避けています)。
元々ここ5年ほど自宅では動画サイト・ネットでのリアルニュース中心の生活でしたが、日中自宅に居ると食事中などに家族とテレビを観ることが増えました。「専門外コメンテーター」「自称専門家」「ジャーナリスト気取り」の発言が耳についてイライラします。
特に「事実」よりも「主義・主張」を優先する発信は、もはや報道ではなく害悪のレベルだと感じます。

情報選択については、元々「一方聞いて沙汰するな」を心掛けてはいましたが、両論・複数の意見を聞くことは「選択・判断」を難しくもします。
以前も「成長」をテーマにしたブログ記事で書きましたが『たくさん情報を入れても自身にとって取り入れるべき良い情報を取捨選択できる、というよく分からない勝手な自信を有している』人は、自身の成長に繋げられないどころか情報に惑わされていつしか自分を見失いがちです(30歳前後でビジネス本・自己啓発本にハマっていた時、皆さんのシステム部長に「多読家に大成者は居ないってなw」と言われてムカっ!としたことを今でも覚えてますが、この辺りの難しさが大成できない要因だと思っています…)。

両論・複数の情報から正しい選択をするために私が心がけているのは、

 1.事実をありのままに伝えている情報(会見・国会審議などは報道番組などのまとめではなく全編を丸っとすべて倍速使って効率的に取得)
 2.定量的・定性的な表現に最新の注意をはらった情報(数字・グラフにも間違い・ウソの横行する状態なので、ファクトチェックの効いたサイト分析なども使用して取得)
 3.信頼できる発信者(上記1、2を客観的に検討・分析でき、かつ分かりやすく伝えることのできる方)の情報

であることの確認です。

混乱期の今だけでなく、これを抜けた先に待っている社会でも「正しい情報の選択」が更に重要度を増すことになると思います。それは、今を脱しても間違いなく混迷期、今よりも正解の無い・正解を知る人の少ない世界になると思うからです。
だからこそ、皆さんの生活を守り・支える立場の自身として『正しい判断は、正しい情報と正しい分析の上に初めて成立する』を今一度肝に銘じて、情報の選択に正しく向き合っていきたいと思いました。
そして皆さんにとって「3.信頼できる発信者」になれるように日々研鑽を続ける意欲にも繋がりました。

今回もつらつら長くなりましたが、皆さんの考えるきっかけになればうれしいです。
シベスピで揉まれる皆さんには、是非この時代を生き抜く力をつけて、混迷期の後の大躍進をともに成し遂げていきたいと思います!