株式会社シベスピ 従業員ブログ

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集団における意思決定

今回は、先日の夕会でお話しした内容を文章にしました。


集団による意思決定をする際に、決定手法として合議制とリーダーシップ制があります。
各々のメリットデメリットは下記の特徴があるかと思います。

【合議制のメリット】

多様な意見:参加者の異なる視点や専門知識から生まれる多様な意見を反映できます。
平等性:一人ひとりの意見が尊重され、公平性が保たれます。
チームワーク:参加者が協力し合いながら合意を形成することで、チームワークが促進されます。

【合議制のデメリット】

時間と労力:合意形成には時間がかかり、議論や合意までの過程が複雑になる可能性があります。
意思決定の困難さ:一致を得ることが難しい場合や、分散された意見が集まりにくい場合があります。
情報の偏り:パワーバランスや人間関係の強さによって、意見や情報の偏りが生じる場合があります。

【リーダーシップ制のメリット】

意思決定の迅速さ:リーダーによる一元的な決定は迅速な意思決定を可能にし、時間と労力を節約します。
統一的なビジョン:リーダーによって統一的なビジョンや方針が示され、組織の方向性を明確にすることができます。
強固なリーダーシップ:リーダーがチームの調和を保ち、決断に対する責任を取ることで、迅速かつ効率的な行動が可能になります。

【リーダーシップ制のデメリット】

権限の濫用:リーダーによる権限の濫用や、情報の非対称性が問題となる場合があります。
多様性の排除:一元的な意思決定は多様性の欠如を招く可能性があり、柔軟性や創造性の減少につながる場合があります。
モチベーションの低下:リーダーの意思決定が個々のメンバーのモチベーションに影響を与え、参加意欲を低下させる場合があります。


基本的にビジネスにおいては時間的制約がある場合が多く、リーダーシップ制が用いられます。
そこを念頭に置いて今後意思決定をする際にはリーダーシップ制を用いてください。