ひさしぶりのブログ更新となります。(1年ぶりくらい)
毎度、何か書くことはないかなあと悩んでしまうのですが、こういう時に自分なりのシリーズもののネタがあると便利ですね。
読書や映画、赤ワインに関してだとネタに事欠かないのですが、ここに書くにはプライベートな話題すぎな気もします。
まあ、そういうのはX(旧:Twitter)に書くことにして本日は仕事について書こうと思います。
タイトルの由来としては、最近の現場の悩みでもあります。
この件で先日仕事で困ったことが起こり、その時の反省なり自分なりに調べた結果をここに記そうと思います。
ネゴシエーションスキルとは
ネゴシエーション(交渉・折衝)は日常で頻繁に使われる言葉だと思います。
ビジネスにおいては他部署間のスケジュール調整や、日々の生活においても細かなことで交渉事はよく使用されます。(食器洗う代わりに洗濯物畳んでおいて、とか)
交渉の目的とは、目標達成のために他者との協力関係を築いて双方がWin-Winになることだと思います。
そうなるためには交渉に臨む前にしっかりとした準備と臨機応変で柔軟な思考力が必要であり、それを備える能力がネゴシエーションスキルだと思っています。
入念な準備
交渉は主に会議の場で起きます。
その会議でのゴール(まとまった意見)はなんでしょうか。
例えば、結合テストの実施で他システムとのデータ連携をする場合、スケジュールを定める必要があります。
その前に、チーム内で実施したいテストの優先事項やスケジュール上の制約(実施できない日の洗い出し等)を把握しておくことで、自分たちが対応できるラインを伝え、相手チームのニーズや要望を確認し、互いの妥協点を探ることができます。
また、ここでの聞く力と理解力は、その後の円滑なコミュニケーションを築くために重要です。
データ連携テストが始まってからも、チーム間のコミュニケーションを欠かさないことで、結合テストを滞りなく進められると思います。
柔軟性と創造性
先ほどの例に出たデータ連携テストで予想外の問題が発生したとします。
連携先システムのチームからテストケースの追加を打診されますが、こちら側のスケジュールの都合上、これ以上の工数をかけられないといった場合、なんらかのアプローチが必要となります。
私の場合だと、実施予定のテストケースを削ることができないかと考えます。
ただ闇雲に削るだけだとテストの実施不足になるので、複数のテストケースから代表値となるケースを抜き出し、確認観点を増やして品質を補えないかと相手チームに協議してみます。
この案も、前述したチーム間のコミュニケーションや実施テストの習熟具合によって出せるため、なおさら準備の重要性があるかと思います。
突発的な事象に対して、柔軟な考えによって互いのチームの落としどころを探る必要があります。