先日の全社夕会でも紹介させて頂きましたが、改めてシステム部員としての現場営業について基本的な認識合せの話を書こうと思います。
1.主体的に考えて行動する
本件活動が全社目標達成への施策の一環であることは以前お話したとおりです。
まずは、各人がそれぞれの場所で「自身として何ができるか」を考え・相談し、アクションを始めること、それが第一歩です。
その為に、前年度表彰者や、夕会などで紹介した「既に実践的な行動を起こし、成果を上げている先輩・同僚社員」に話を聞くことも参考になるし、また、その行動が横のつながりを広げる副産物の一つになるとも思います。
2.『実績』から『信頼』の獲得
上記少々抽象的な話から入りましたが、営業行動前にシステム部員の皆さんが具体的にできることは、現場で成果を上げて『実績』を作り、そこから発生する『信頼』からアクションに繋げる事かと思います。
では『実績』、すなわち業務成果という評価を得るためには、一つに【付加価値】を付けたレスポンスが有ると思います。
例えば「共通部品の改修依頼」が有ったとして、納期遵守は当然ですが、納期期限内で、その指示の先を見据えた業務遂行、
・周辺の影響範囲を洗い出してテスト観点一覧を作成して一緒に報告する
・後続(共通部品の改修を前提とした他改修)者への改修ポイントの連携
など、現場に即して複数あると思います。
それを自発的に能動的に行うことで、
「気が付くな」「指示が楽だな」→『今後も一緒に働きたい』
といった評価に繋げられるのではないかと思います。
『これからも一緒に働きたい』と顧客や周囲のエンジニアに思ってもらうこと、これこそが皆さんが目指すべき『信頼』という一番の成果になると思います。
3.良い報告も適切に
もう一つ、コミュニケーション(報告)の重要性についても書いておきます。
入社後に行うビジネスマナー研修の中でも、『報告』の重要性は複数章に渡って指導されます。
・悪い報告は迅速に
・良い報告も謙遜・遠慮せずためらわずに
上長との緊密なコミュニケーションも営業の入り口になり得ます。
先日も現場でのミスの報告がシステム部経由で営業部にありました。
お詫びを含めて顧客に連絡したところ、
「もらった電話で悪いんだけど、こんな新案件の話があってさ」
と、特に連絡の機会がなければ逃すような営業情報を得ることがありました。
営業観点ではミス・失敗(悪い報告)、成果・評価(良い報告)のどちらも営業の種になり得ます。
ピンチはチャンス、当社方針である『三方良し』の精神からの誠意ある行動、誠実な振る舞いがあれば最後には顧客にも伝わると信じています。
4.最後に
皆さんの行動で早くも成果が出始めていることには感謝の想いです。
それとともに、施策二年目となる本年度からが本格的なスタートだとも思っています。
上記内容が皆さんの行動の一助になればと思います。
皆さんのアクション結果の報告を楽しみにしています。
以上です。