鈴木です。
ChatGPTがリリースされて、半年弱経過しました。
この間にAIという存在がより身近になった気がしますし、AI技術の発展スピードに驚いていいます。
先日、ChatGPTを用いてプログラムを作成する動画を視聴しました。
個人的には簡単なものなら作れるが、まだ業務レベルで使用するのは難しそうだなという印象を受けましたが、
そのうちプログラマーだけでなくSEの仕事までこなして、私たちの仕事も奪われるのではないかという脅威を感じました。
そこで今回はAIはシステムエンジニアの未来にとって脅威になるか、機会になるのかを記載しました。。
AIの脅威と課題
AI技術の発展は、システムエンジニアにおいていくつかの脅威と課題をもたらす可能性があります。
自動化やロボット化によって一部の作業が置き換えられることで、一部のシステムエンジニアの仕事が危機にさらされるかもしれません。
また、AIの導入には高いコストや専門知識の必要性があり、それが一部の企業や個人にとって障壁となる可能性もあります。
AIによる機会と進化
一方で、AIはシステムエンジニアに多くの機会をもたらす可能性もあります。AI技術の活用によって、繰り返し作業や複雑なデータ処理の効率化が可能となります。
これにより、システムエンジニアはより高度なタスクに集中することができ、新たな価値を生み出すことができます。
また、AI技術の進化は新たなビジネスモデルやサービスの創造を促進し、市場の拡大をもたらす可能性もあります。
システムエンジニアの役割の変化
AIの進展により、システムエンジニアの役割は変化しています。
単純なタスクの自動化により、システムエンジニアはより高度な設計や戦略的な業務に集中する必要があり、
AI技術の理解と統合、アルゴリズムの改善、データの適切な活用など、新たなスキルや専門知識が求められます。
また、システムエンジニアはAIシステムの開発や導入に関わる倫理的な側面を考慮する役割も担う必要があります。
個人のプライバシーやセキュリティ、バイアスの排除など、社会的な影響を最小限に抑えるための倫理的な視点が重要となります。
AI時代においてシステムエンジニアに求められるスキル
以下のスキルはAI時代においてシステムエンジニアが持つべき基本的な要素とされています。
技術的なスキル
AI時代においてシステムエンジニアには、AI技術に関する知識とスキルが必要不可欠です。
機械学習、ディープラーニング、自然言語処理などのAI技術の理解と実践が求められます。
また、AIツールやフレームワークの使用経験やプログラミングのスキルも重要です。さらに、データ分析やデータマネジメントのスキルも必要となります。
問題解決能力
AIは複雑な問題を解決するための強力なツールですが、問題設定やデータの前処理、モデルの選択と調整など、
AIを適切に活用するための問題解決能力が求められます。
システムエンジニアはビジネスニーズや制約事項を理解し、AIを活用して最適な解決策を見つけ出す能力が必要となります。
ドメイン知識
AIシステムの開発や運用には、特定のドメインに関する知識が必要となります。
業界やビジネスの特性を理解し、AIを適用するための適切な戦略やアプローチを構築することが求められます。
ドメイン知識はAIモデルの設計やデータの選択において重要な要素となります。
最後に
エンジニアにはAI技術の理解と活用に加えて、技術的なスキル、問題解決能力、ドメイン知識、コミュニケーション能力、倫理的な意識とリーダーシップなど、幅広いスキルセットが求められます。
AI技術の進化により、システムエンジニアの役割は変化していますが、それに対応するために必要なスキルを習得することで、新たな機会を掴み取ることができると感じました。
AIとシステムエンジニアの共存を図りながら、技術的な専門知識と人間的なスキルをバランス良く発展させることが重要です。
AIはシステムエンジニアの未来において脅威ととらえるのではなく、むしろ機会をもたらす存在と認識しAIを活用しより高度なスキルを身に着けて行くことが重要になるのでしょう。
