株式会社シベスピ 従業員ブログ

シベスピの社員ブログ。技術・想い・経験沢山書いていきます!

エンジニアに学んで欲しい思考方法

ご無沙汰しております。佐藤です。

前回ブログを書いてから、随分経っているなと思い、何を書いたのかすら怪しいので見返してみると、ここ何回かは熱帯魚のことばかり書いてました。

前回から半年、色々あり、シュリンプはいつの間にか全部いなくなりましたが、そのお話はまた別の機会に。

前回のブログの最後で、次回は真面目な話をしますと宣言していたようなので、今回は、私が夕会でよく話しをしている「考える」ことについて書きたいと思います。

エンジニアに必須なロジカルシンキング

それでは早速、

システム開発を行う上で、ロジカルシンキングを学ぶ人は多いのではないでしょうか?

プロジェクトに携わる際に、自分の思考を論理的に説明出来る能力は必須となります。

自分のやりたいこと、相手にやって欲しいことをきちんと説明が出来なければ、みんなで作業は行えないからです。
1人だけ意図から外れたものを作ってしまっては、システムはいびつになってしまいます。

そのため、ロジカルシンキングはプロジェクトに参加する上で必要な能力と私は考えております。

一つ上のエンジニアを目指すために学ぶもの

次に学ぶものとして、クリティカルシンキングを薦めています。
クリティカルシンキングは、日本語に訳されると批判的思考となります。

これは、物事に対し、本当に正しいのか?と、批判を繰り返す思考のことです。

ロジカルシンキングで立てた仮説に対し、クリティカルシンキングで本当に正しいのかを考える。
考えに深みを与えるものです。
それによって、よりbetterな結果を導き出すことになります。

システム開発はあくまでも手段であり、目的に対し期待する結果を得るためにシステム化を行います。
目的に到達するための手段は一つではなく、いくつも存在します。

本当にその提案や設計で良いのか、他に良いものはないか、

これだと目的に対して問題はないか?を何度も検討することで、結論に対して自信も持てます。

それがお客様へ自信を持って提案出来るものに変わっていくのです!

これまで、プロジェクトにおける打合せを幾度と無く行ってきましたが、自分の意見に自信を持って、お客様に説明できる人は多くありません。

結論やジャッジを、上司やお客様に委ねる人は多く、複数の選択肢を引き出すところまでで終わっている人が多いです。

あなたはどちらの案が良いと思いますか?って尋ねると、こちらはこういうメリットが、こちらはこういうデメリットが、、、

そのような回答で止まってしまう人が本当に多いです。

こちらにはこういうデメリットがありますが、将来を考えると・・・とか、お客様の○○を考えると・・・など、その選択についてもジャッジする指標を追加することができます。

プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーを目指すのであれば、ロジカルシンキングの次に、クリティカルシンキングを学んでみては如何でしょうか?