株式会社シベスピ 従業員ブログ

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焦燥感に駆られて重要な判断を下すと失敗する

お久しぶりです。
村田です。

皆さんはこんな経験ありませんか?

  • 待ち合わせ時間に遅れそうな時に駅でドアが閉まりそうな電車が丁度あり乗車してしまった。そして電車の種別が異なり目的の駅を通過してしまう。
  • 業務のスケジュールが厳しい中で追加作業をやらねばならず、ついつい少し短いスケジュールで予定を立ててしまった。その結果、短くした分スケジュールが遅れてしまう。


私はよくありました。
何故かというと上記のような判断をする際に焦燥感に駆られて判断をしてしまったためです。

ではなぜ焦燥感に駆られて判断すると失敗につながりやすいのでしょうか。

焦燥感とは

焦燥感とは焦りや不安、落ち着かないと感じる状態のことを指します。
感情の一種であり、忙しい時や失敗した時等に現れることが多いです。

焦燥感に駆られて判断する時に起きること

焦燥感に駆られている時は脳の働きが低下すると言われています。
脳の働きが低下すれば当然判断を下すための思考力も低下しているため、重要な判断をする際に失敗しやすくなります。

また、失敗をすることで焦燥感がより駆り立てられ、失敗を繰り返す負の連鎖になるということもあります。

文章だけ見ると当たり前のように感じるかもしれません。

我々のようなエンジニアは期限が迫っている中で新しいタスクのスケジュールを決めたり製品の仕様を固めたりすることは多々あり、無意識にストレス下の判断を強いられています。

重要な判断する時に気をつけること

では、焦燥感に駆られてしまった際はどのようなことに気をつけて判断を下せば良いでしょうか。

一度冷静になること

不安や焦りの気持ちをグッとこらえて頭の中を一度リフレッシュします。
感情のコントロールが必要なので一筋縄ではいかないと思いますが、焦燥感を無理やり取り除くことで脳の働きを最大限まで高めて判断を下すことができます。

具体的には、小休憩を挟んだり趣味の事を考えたりすると冷静になりやすいです。

私の場合は焦った時に冷静にならずに判断したことが多々あったため、よく失敗をしてしまいました。

例えば、祝日休みの日に作業スケジュールを入れてしまい、そのスケジュールに沿って作業の完了期限を決めてしまったことがありました。
スケジュールを決める際に焦燥感から営業日を事前に確認しなかったパターンですね。

体調が良い時に判断をすること

体調が悪いときも脳の働きは低下します。
脳の働きが低下すれば失敗しやすくなるため、焦燥感も生まれやすくなります。
焦燥感が生まれると脳の働きが更に低下するため、より最悪の判断を下してしまいます。

とはいえ、体調が悪い中でも判断を下さなければいけない場面は少なからずあると思います。
そのような場合は他人の力を借りて判断を下すと失敗の確率は減らすことができます。

体調の悪い時に判断してしまうことは私もいくつか当てはまる所があります。
私は風邪を引いている最中に、夢の中でしか経験することがなかった「偽物の記憶」によって判断を狂わされたことがあります。

具体的には「テーブル用布巾と台所布巾を交換した」という脳内で勝手に捏造された記憶を信じてしまい奥さんから注意されたという内容でした。

重要な判断での失敗ではないかもしれませんが、明らかに体調不良による偽の記憶植え付けによる判断ミスであったため、重大なミスやアクシデントに繋がらなくてよかったとホッとしています。

まとめ

焦燥感に駆られて重要な判断を下すと失敗する理由と対策はいかがでしたでしょうか。

少しでも私の失敗経験が皆様の糧になれば幸いです。