株式会社シベスピ 従業員ブログ

シベスピの社員ブログ。技術・想い・経験沢山書いていきます!

ミニトマトの苗が枯れました

お久しぶりです。
村田です。

野菜の値段がどんどん値上がりしてますね。
我が家は安い時に買いだめしてるので買い時が難しいです。

でもふと気づいてしまいました。
「野菜が無いなら育てればいいじゃない。」
脳内に誰かがそう囁いてきたのです。

トマトみたいに大量に収穫できるタイプなら、育てて維持すれば1つの苗で大体百個以上の収穫が見込めるわけで、仮にスーパーのプチトマト20個入り1パックが350円とすれば、100個収穫できれば1750円相当分になるのでは?

特に我が家ではトマトとオクラの消費がそれなりにあったので、この辺りを育てられれば楽しみつつ食費も少しだけ浮かせられると考えました。

ミニトマト栽培の下調べ

プランター栽培だけではなく水耕栽培も可能でした(科学の力ってすげー)。
青枯病やうどん粉病などの病気や、アブラムシ等の虫による食害はもちろん、水のやり過ぎや葉っぱへの水の付着も枯れの原因になるので注意しなければいけないことは意外と多い印象でした。

また、トマトは乾燥地帯に自生しているので地表は乾燥している状態を好み、水は地中深い所から吸い上げます。
そのためプランターや庭で栽培する場合は水はけの良い土で高さを確保する必要があります。

土の深さは60〜70cm必要ですが、その深さは青枯病の菌も生息しています。
よく掘り返して空気と混ぜないと青枯病の元になりますが、60〜70cmを掘り起こすのはとても重労働になるので盛り土で植える場所だけ土の山を作ることが多いです。

よく畑で見る盛ってる土はそういう意味があったのですね。

水耕栽培の場合は青枯病の心配はありませんが、根っこ全体を水で浸すと根腐れするため、根の半分より下辺りを水に浸すのがよいです。

小学生の時に学校でミニトマトを栽培した時以来でしたが、当時そこまで苦労した記憶がなかったのと、ミニトマト自体の育成難易度が他の野菜と比べて低いらしいので、いったんここまで調べて栽培に臨みました。

栽培してみた

5月頭に地元のホームセンターで種を購入して育てようと思いましたがまさかの売り切れ。

急遽、苗を買って育てることに。
ミニトマトの種類はキャロルクイーンを選びました。

ぷちぷちした食感が楽しめる甘みが強いトマトです。

初収穫

6月に初収穫しました。
この頃は順調に育っていました。
房でトマトを作る種類なのですが、赤くなったトマトは数個だったので赤くなったトマトだけ回収しました。

奴がきた

7月の中旬頃、朝起きたらミニトマトの木が萎れていました。
水は十分で肥料のあげすぎでも無かった為、理由が分かりませんでした。
しかし、苗をよく見ると枝や葉に沢山の小さな虫がついていました。

アブラムシでした。

マンションの4階で育てており、アブラムシを運んで来る蟻も滅多に来ないため、油断していました。

駆除用のスプレーを満遍なくミニトマトの苗に使いたかったのですが、
葉に水をつけすぎるとそれはそれで枯れてしまうので大量に吹きかけることはできません。
躊躇いつつ駆除スプレーをかけた結果、隙間に隠れたアブラムシが生き残り続け根絶できずミニトマトは枯れました。

反省点

マンション等、高い場所で育てていてもアブラムシ対策は必須だと感じました。

特にミニトマトは葉に水を大量にかけられない関係上、植える前の土や水耕栽培の水の状態からアブラムシを寄せ付けないための対策をすることが大事と感じたので、来年こそは大量収穫できるようにリベンジする予定です。

おまけ

7月に枯れたので下手したらミニトマトを学校で育てている小学生のほうが好成績だったのでは疑惑があります。