お久しぶりです、黒田です。
そろそろ長男に身長抜かされそうになっています。
10年程前に歯医者で言われた「歯の食いしばり」について、最近になって原因や対処方法について知る機会があったのでご紹介したいと思います。
歯の食いしばりとは
寝ている間に上下の歯を強く噛みしめてしまう状態です。
更に横の動きが加わってこすり合わせてしまい、音が鳴る状態が歯ぎしりです。
寝ている間に少なくとも顎や周辺の筋肉が緊張しているため、リラックスできず良質な睡眠を妨げてしまいます。
筋肉が緊張しているので、寝て起きたら肩や首が凝っていたり頭痛があったりするので、何だかとても損した気持ちにもなります。
また、歯が擦り減ったり歯茎が下がったりなど、口腔内の健康という観点でも悪いことだらけです。
一緒に寝ている人や歯科医から指摘されれば気付けるのですが、一人暮らしだと気付けないこともあると思います。
朝起きた時に顎の疲れ・肩凝り・頭痛がある人は一度歯医者に行くことをお勧めします。
歯の食いしばりの原因
1.ストレス
歯ぎしりの主な原因は、強いストレスによるものといわれています。
ストレスは、日常生活で起こるさまざまな変化が原因です。
寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをすることで、ストレスや不安を無意識のうちに解消していると考えられています。
2.歯並び
歯並びが悪いと上下の歯のかみ合わせが悪くなるため、歯ぎしりが起こりやすくなります。
歯をかみ合わせたときに、一部の歯が強く当たっていたり、歯の詰め物や被せ物の高さが合っていなかったりすると、かみ合わせが安定しないため、歯ぎしりの原因となることがあります。
3.枕が合わない
高い枕を使用していたり合わない枕を使用していたりする方は、歯ぎしりが起こりやすくなるといわれています。
高い枕を使って寝ると、首に角度がつき、うつむいた状態になりやすいため、奥歯をかみしめるような姿勢になりやすくなります。
また、睡眠が浅いことが歯ぎしりの要因のうちのひとつであると解明されてきています。
しっかり熟睡し睡眠の質を高めることが、歯の健康のためにも大切になります。
歯の食いしばりの対処法
1.マウスピース
歯医者が歯の食いしばりを判断する主な材料は以下の3つだそうです。
①歯の表面に不自然な削れや窪みがある
②下顎の内側の肉に不自然な凹凸や骨の隆起がある
③嚙み合わせの力が強すぎる
症状がひどいと高確率でマウスピースの着用を勧められます。
ソフトタイプとハードタイプがあり、人によって合う合わないはあると思いますが、個人的にはハードタイプがお勧めです。
どちらも歯は守られますが、ソフトタイプは違和感が少なく逆に噛んでしまうので、顎の疲れは解消されませんでした。
2.ストレッチ
今回一番お勧めしたいのがこれです。
https://www.youtube.com/watch?v=jzooej2MR8I
顎のストレッチの方は「顎の筋肉って緩められるんだ!」と感動すら覚えました。
肩甲骨の方と合わせて寝る前に毎日やるようにしています。
最後に
加齢とともに健康でいるためには体に対して色々なことをやらなければならなくなります。
自分の体に向き合うことをさぼらずに、メンテナンスに時間をかけることを心がけて行こうと思います。