こんにちは。日笠です。
入社をして1年半が過ぎました。入社当初は仕事に精一杯で土日も仕事のことを考えたりしていましたが、最近はようやく生活が自分のものになってきて休みの日は趣味に費やすことができております。
今回のテーマ「plantUML」
さて今回はplantUMLのお話です。
UML自体の説明は、様々なサイトが解説しているので、割愛します。
plantUMLを使おうとした経緯
私はPowerPointで資料を作成するのが結構好き(得意とは言いません(笑))で、満足できる出来になるまでとことん突き詰めます。趣味だったらいくらでも時間をかけていいのですが、仕事となると別です。
PowerPointで一番時間がかかるのが、図の位置調整でしょうか。グループ化したり、図の配置から左右中央ぞろえなどを利用して効率的に位置調整をしても、やっぱり時間がかかります。
プログラムチックに文字だけで図を描けないものか(latex的な)と探していた時に「plantUML」を知りました。
plantUMLに必要な環境
肝心のplantUMLが入ってないけど!っとなるかと思いますが、Visual Studio Codeからインストールが可能です。環境構築は全く難しくありませんでした。検索すれば詳しい環境構築方法がありますので、そちらを参考にしてください。
実際に使ってみる
シーケンス図
plantUMLでの記載
@startuml
title ログイン画面
actor ユーザ
ユーザ -> "ログイン画面" : ログイン
"ログイン画面" -> "ユーザ情報" : 権限チェック
ref over ユーザ情報, 権限 : 権限チェック
"ユーザ情報" --> "ログイン画面" : 権限結果
@enduml
結果
ER図
plantUMLでの記載
@startuml
entity "顧客マスタ" as costomerMaster {
*顧客ID
--
顧客名
郵便番号
住所
電話番号
FAX番号
}
entity "注文" as order {
*注文ID
--
*顧客ID:<
注文日時
配送希望日
配送方法
お届け先名
お届け先住所
決済方法
合計金額
消費金額
}
entity "注文明細" as orderDetail {
*注文ID
*明細番号
--
SKU
注文数
税抜価格
税込価格
}
entity "SKUマスタ" as SKUMaster{
*SKU
--
商品ID:<
カラー
サイズ
重量
販売単価
仕入単価
}
entity "商品マスタ" as productMaster{
*商品ID
--
商品名
原産国
仕入れ先ID:<
商品カテゴリ
配送必要日数
}
entity "仕入先マスタ" as SupplierMaster{
*仕入先ID
--
仕入先名
郵便番号
住所
電話番号
FAX番号
}
' ------- IE記法 ------- '
'' 「|」は1
'' 「o」は0
'' 「{」「}」は多
' ------- リレーション------- '
'' 「r」は右
'' 「l」は左
'' 「d」は下
'' 「u」は上
costomerMaster |o-r-o{ order
order||-r-|{orderDetail
orderDetail}-d-||SKUMaster
SKUMaster}|-l-||productMaster
productMaster||-l-o{SupplierMaster
@enduml