最近映画といえばグランドシネマサンシャインだったり丸ピカに行くことが多い田口です。こんにちは。
この文章が掲載される頃にはそろそろアカデミー賞も発表されているでしょうか。(当ブログは2月半ばころに書いてます)映画の時期だなぁ…。という事で昨年劇場で見た「関心領域」という映画に絡めて、徒然なるままにPCに向かい書きつけてみようと思います。
関心領域(映画)
最近アマゾンプライムにやってきたこちらの映画、無関心の恐怖について描いている作品になります。テーマも重い映画ですのでざ~~っくりあらすじを紹介しますと、ユダヤ強制収容所の隣に居を構えたナチスドイツ将校一家のお話です。塀を隔てた向こう側で悲鳴やら銃撃の音やらどんどこ聞こえる中、彼らの平和で満たされた生活を延々と映し続ける変化の少ない映画です。無関心って怖いですね、自分の住む家の隣で明らかにおかしな事が起きているのにプールで家族みんな遊んでいるんですもの。みたいな映画です。こわ。
さてさてこのとんでもなく重い正直誰にも勧められない映画を取り上げた意味ですが、できる人間って関心領域広すぎない?情報の取捨選択うますぎない??と最近個人的に思うことが多いためです。
関心領域とは?
そもそも関心ってなんじゃろね。というわけで調べてみました。
「関心とはある物事に特に心を引かれ、注意を向けること。」
「関心」とは?意味や使い方を例文も含めてご紹介 | コトバの意味辞典
なるほど確かに、うんうん。関心とは、人間がその事象に対してどれほど真剣に捉えられるか、と言い換えられそうです。興味がある事はすごく身に入るけど、興味がない事は全く頭に入らない経験、思い当たりませんか。私学生の頃の物理がこれでした。今聞かれてもまっったく覚えてないぞ。
それでは次に領域。
「物事・人がかかわりをもつ範囲」
領域(りょういき)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
調べた二つをくっつけて意味を考えてみると、関心領域って言い換えるとこう考えられそうです。
「自分が興味があり注意を向ける物事の範囲」
うーん…言葉のとおりで終わってしまいそうですが、興味関心の及ぶ領域が広い人すごくない??と最近ぽくぽく考えているので、もう少し深堀りしていきましょう。
トラブルシューティング
関心って問題が起きたときに解決する準備がいち早くとれる大事な要素の一つだと思うんですよね。例えば最近地球に小惑星がぶつかるかも?というニュースを目にしたのですが、
①そもそもそんなニュース知らない人
②知ってるけど気にしていない人
③これは大変だと必死に調査したり研究している人
等いるのかなと思います。
関心度でいえば③>②>①
この中で実際に衝突が起きる!となった時に、一番適切に対処できそうなのは③の人ですよね。
要するに関心を持つ人のみが、問題に対して主体的に動ける選択権を得るわけです。
①の人は、衝突する瞬間まで何が起きたかわからないかもしれません。
②の人は、今後何らかの対策を講じたりできる猶予があります。
③の人は、②の人に比べて対策を講じるための時間的猶予が多いでしょう。
こう考えると、関心度合いが高い方が問題が起きた時の解決力がありそうだな、と。
物事に対する関心を持たなければ、情報を知ったとて「そうなのか~フーン」とスルーしてしまったり、そもそも情報に気付けなかったりするでしょう。そんな状態では実際に問題が起こった時に、全て対処が後手に回ったりして適切な対処というのはどんどん難しくなるのだろうなと。関心を持っていれば問題が起こる前に、可能性に気付いて事前に対処ができるかもしれません。勿論実際に適切な対処が打てるのかは本人次第ですので、実際にできるできないではなく、
問題が起こる前に対処できる可能性を持つ事が大事なのかなぁと思ったりしたわけです。
関心を持つ事と対策を講じる事は別
例えば以下の場合を考えてみましょう。
「問題を引き起こすかもしれない事象が10個見つかっています。
その内半分の5個は問題に発展する確率が1%未満です。
3個は10%未満の確率で、残りの2個は50%の確率で問題に発展するでしょう。」
この場合、1%の事象に対して必死に対策を講じるのは効率的ではないし現実的でもないでしょう。労力には限界がありますし、全てに対して「大変だー!」と駆けずり回っていたらいつか倒れてしまいそうだなぁと思います。できる人たちは、ここの関心やら対処の配分がべらぼうにうまいんですよね。
1%の内は事象について把握はしているけど、結果どうなるかわからないから様子見、とか。
10%になりそうだし少し手を出すか、とか。
50%まで来ちゃったしがっつり手を入れるか、とか。
この配分を考えることができる。これが関心を持つメリットなのではないでしょうか。物事のコントロール権を得ると言いますか。別に何でもかんでも対処する必要はないんですよね、不測の事態が起こらなければさ。疲れちゃうしさ。
関心領域を広げる事は、”対処できる物事の範囲を広げる事”と同義だと思うわけで、とってもいい事のように思えます。しかしこれ、実践しようとすると中々難しい。関心を向けるのって個人的には結構疲れてしまうたちでして。気にしなくていい事まで気にしすぎちゃって。
関心を向けてしまうとあれもこれも全部気になる!!⇒結果情報過多になって処理しきれず…。⇒脳みその挙動が死ぬ…。みたいな。いやすぎる。
できる人たちってこの関心度の調整もうまいんですよね…。
関心領域が広いから周りの状況がよ~~~く見えてる上に、その多くの情報の中から必要なものの取捨選択ができて、かつ得た情報から導き出される問題に対処するしないの選択権の調整がべらぼうにうまいよ~~~~~~と感じるわけです。
いや~~~こうなりた~~~~い。ほんと。
そんなスーパー視野&器用さがホントに心の底から欲しいんですけどどこかに落ちてませんかね。
いや無理なのですが…。チャレンジして慣れることもきっと大事!精進あるのみですね。
”関心領域”という言葉について調べてみると、結構有名な言葉なのか色々な資料がヒットしました。興味があればぜひ調べてみてください。映画は怖いので観ない方がいいぞ!ではではまたどこかで。