皆様本日もお疲れ様です。
8月も終わったところですが、今年の夏はどのように過ごされましたでしょうか?
私は何もしていなかったので、いっそ今回は『今年の夏は何して過ごしましたか?私はこう過ごしました!』というタイトルで、中身が空っぽの記事を作ろうかと思っておりました。
普通にブログ担当にどやされそうだったのでやめました。
過度なボケは自制できて偉いですね。松本です。
読書感想文というものがありましたが
さて突然ですが、全国の小学生が選ぶ『全日本夏休み何故やるのか分からない宿題選手権優勝候補筆頭(諸説あり)』といえば、「読書感想文」ではないでしょうか。
かく言う私も、最後の最後まで残り、随分と悩まされた宿題であります。
しかし最近になって、この「感想を書く」、もとい「物語に対して感想を持つ」というアクションが、割と大事だったんじゃないかと思ってきたので、そんなふんわりした話をしようかと思います。
物語を読むということ
読書家でなかったとしても、漫画や映画、ロールプレイング系統のゲームなど、実は社会人になっても物語に触れる機会は多いと思います。
これらを純粋に楽しかった!だけで消費するのもまた娯楽の形ではありますが、「物語を読む」ということは、「誰かの人生を追体験する」ことでもある、と考えたらどうでしょう。
誰かが生まれてから死ぬまでを描いた物語を一つ読み終えたとしたら、自分は2人分の人生の経験を得ている……と考えるのは、飛躍した理屈でしょうか?
自分の経験値とするために
どんなに素晴らしい経験であっても、それ自体を忘れてしまったら意味がありません。
ましてや物語から得るのは実体験ではない他人の人生ですから、単なる印象深い出来事として記憶しておくのも難しいでしょう。
だからこそ、それに対して、自分が「どう思ったのか」「どんな感情を持ったのか」を考え、言語化しておくことが必要なのだと思います。
・どうしてそう思ったのか。
・どうして展開に納得がいかないのか。
・どうしてその人・言葉に魅力を感じたのか。 etc.
感じたことをきちんと咀嚼して自分の中に落とし込んだ時に、初めて、物語に触れた時間が自分の経験として昇華されるのではないか、と思っております。
読書感想文のような形式ではなくても、感想メモのような形で残しておけたら尚良いですね!