株式会社シベスピ 従業員ブログ

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東京オリンピック2020:新競技について

お久しぶりです。暑いのも寒いのも苦手な大墨です。

 

2021年の夏といえばオリンピックですね。タイミングしてはちょっと遅いですが、オリンピックの種目について書いていきたいと思います。

 

東京五輪2020では、全て合わせて33の競技が各地で行われますが、その中でも東京五輪2020で新採択された競技をピックアップして紹介していきます。

 

サーフィン

サーフィンは、波を乗りこなすテクニックを審判が採点し、勝敗を決めます。採点基準は技の難易度、独創性、スピードがあるか、ダイナミックな演技ができているか、など。予選では4〜5名、決勝では2名の選手が制限時間内に平均10回程度のライディングを行い、その中で点数の高いライティング2回分のスコアの合計値を競います。 

スポーツクライミング

スポーツクライミングは、12mの壁を登る速さを競う「スピード」、傾斜のある4.5mの壁で制限時間内に決められたルートをいくつ登れるか競う「ボルダリング」、15m以上の壁を制限時間内にどこまで登れるか競う「リード」の3種目の合計スコアを競います。

スケートボード

スケートボードは「ストリート」と「パーク」の2種目があります。

「ストリート」では、手すり、階段、ベンチ、縁石などを模した構造物を配置した、街並みを再現したコースで競技を行い、選手たちは手すりにジャンプで飛び乗ったり、滑り降りたりといった技を駆使します。

「パーク」では、窪地状の複雑なコースで技を競います。ストリートでは直線的な構造物が多いのに対し、パークのコースは曲線的になっており、これを駆け上がる空中技がメインとなります。

空手

空手も「型」と「組手」2種目が存在します。

「型」は、決められた攻めと守りのそれぞれの技を正確さや力強さ、早さ、リズムなどの出来栄えを採点します。

「組手」は1対1の格闘技で、3分間でお互いに突き・蹴り・打ちの技を繰り出し、それらの技の正確さ、力強さなどでポイントが与えられます。男女それぞれ3つの階級に分かれています。

 

オリンピックの追加種目について

私は、オリンピックというと儀礼的なイメージもあり、競技は固定されていて滅多に変わらないと思っていたので、サーフィン、スケートボードなどがオリンピック競技として採用されたというニュースを見て驚いた記憶があります。

 

実はオリンピック種目は、毎回少しずつ変わっています。

 

男女ともに国際的に普及していて、世界大会などが開催される競技人口の多い競技の中から、人気なども加味して決定されるようです。また、開催国の提案によって追加になる競技もあるとのことです。

 

最後に

今回のオリンピックは、新型コロナウイルスの影響で、殆どが無観客で行われるという異例のオリンピックとなってしまいました。

 

そんな中、これを書いている時点で、柔道、卓球、競泳など、多くの日本の選手がメダルを獲得しています。スケートボードなど、今回紹介した新種目の中で日本選手がメダルを獲得した競技もあります。

 

スポーツ観戦は、詳しいルールを知らなくても、速い、カッコいい、凄い!といった雰囲気は感じ取れますし、やっぱり勝ったらちょっと嬉しいですよね。それらが積み重なって、俯き気味になっている世の中が明るくなっていけば良いなと思います。

 

興味を持っていただけた方は、各民放やNHKなどで競技や選手へのインタビュー映像を観られるサイトがあります。YouTubeで解説動画を上げている方もいるそうなので、是非見てみてください。