株式会社シベスピ 従業員ブログ

シベスピの社員ブログ。技術・想い・経験沢山書いていきます!

客観的視点を持つために

出だしから上から目線感満載ですが、躊躇すると何も書けなさそうなので一気に書いていきたいと思います。

「客観的」なもの

客観的なものの代表として「数字」があります。
例を挙げるなら、

 A.1か月で1億円の売上を上げた会社
 B.1か月で5千万円の売上を上げた会社
 
 C.2017年に資格を1つ取った社員
 D.2017年に資格を3つ取った社員

などです。
誰が見ても明快で変わらないものですね。

ここで上記のAとB、CとDそれぞれの優劣について評価するとします。
この段階で客観的な評価をすることができるでしょうか。

客観的な評価をするために必要なこと

客観的な評価をするためには、客観的な情報を十分に収集し、それらを客観的に分析する必要があります。
上記の例ではまだ情報が不足しています。
例えば以下のようなものです。

 AとBの場合:社員数や利益
 CとDの場合:資格の内容、資格を取るために掛けた時間
 
評価に必要な情報が揃っていないのであれば、それらを集めなければなりません。
集めるための手段を検討し、実行して情報を集めます。
集めていない段階で評価してしまうと客観的な評価にならず、その評価を基準に行動してしまうと良からぬ結果につながるリスクが高くなってしまいます。

客観的な評価を妨げるもの

客観的な評価を妨げる代表的なものが「感情」です。
怒ったり悲しんだりというのはその人に属するものなので、それらを評価基準に含めてしまうと主観的な評価になり、それをぶつけ合うと喧嘩に繋がる恐れがあります。
言い換えれば、客観的な意見同士のぶつけ合いであれば、喧嘩に発展する可能性はほぼないでしょう。

最後に

 ①客観的な情報が十分に集まっているか
 ②自分が感情的になっていないか
 
この2点を常に顧みながら物事を評価したり、人とコミュニケーションを取ったりすることで客観的な視点を養っていくことができると思います。
ビジネスにおいて客観的な視点は必要不可欠です。
物事を客観的に見ることが苦手な方は、まずは自分自身を客観的に見る(=自分に関わる数字を集めて評価する)ことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?