最近、人生で初めての部下というものが出来、今まで自分を育ててくれた先輩方に改めて感謝しかない。どうも内田です。
シベスピは未経験の方も研修を経て入ってくるのですが、どうやって色々学んでいただくか考えた結果、ブログを書こうと思った次第であります。
今回は私の勉強への想いについて、書きたいと思います。
勉強なんてしたくない!
初っ端から矛盾ではありますが、私は勉強という言葉が嫌いです。
なぜかというと、義務教育等の過去の経験上、強制されてつまらないとか、苦しいとか、もっと楽しいことは他にあるというイメージが勉強という言葉にはつきまとうからです。
これは、私だけではないのではないかと思うのですが、勉強と聞くと尻込みしてしまう、後回しにしたくなる。テスト前には部屋の掃除がしたくなる。
そうなんです。まずその負のイメージが邪魔をする。
そんな中で、諸先輩方は勉強をしているし、直接は言われなくとも勉強しろという無言のプレッシャーがある。
あれ、これはなんとかいうか、辛い状況。そう思った方はまず視点を変えてみましょう。
勉強できる人って超人か何かですかね
諸先輩になんで勉強するのかを聞くと、「当たり前だから」とか「エンジニアなんだから当然」と、とってもつまらない、超人的な回答が返ってくることがあります。
そうなんです!彼らは超人なんです!違う星の人間なんです!
と言いたいところですが、そうではありません。
勉強した先には何があるか、諸先輩方はその先がわかっているからこそ、当たり前のように勉強するのです。
勉強した先には何がある?
わからないことがわかるようになる。出来ないことができるようになる。
シンプルに言えばこうなってしまいますが、その結果何が自分に起きるのか。
これを想像するのが一番大事で、それこそが目的やモチベーションの糧となるのですが、経験したことのないことを想像することは結構難しかったりします。
具体的な例を用いてみると、たとえば業務でまったくわからなかったプログラムを書けるようになる。
そうなるとどうなるか。
まず、勉強した自分自身に対して起きる変化としては、以前よりプログラムが早く書けることにより、作業が早く終わるようになる。苦しく悩む必要がなくなるといった、マイナス状態から普通状態への変化があります。
勉強をする気にならない方の中には、ここまでの変化は想像がついている方もいるのですが、する気になりません。
そうなんです、マイナス状態からの普通状態への変化は、モチベーションの糧にするには弱いんです。
ここで普通状態からのプラス状態への変化をどう想像できるかがポイントとなります。
普通状態からのプラス状態への変化
これこそが、経験であったり、類似した成功体験があるかどうかによって想像できるかの差が出てくる部分であり、やる気がおきるかの差が出てくる部分ではあるのですが。。
実はですね。勉強してる方、勉強してない方、両者共にいえる話なのですが、周りは自分が思っている以上に、自分が勉強しているかどうかわかるものです。
そして、これは万人共通だと思うのですが、がんばっている人ほど、応援されます。(一部、自分の能力が低く、追い越されてたまるかとか、そういう小さい人間は除く)
そうなると、どういった変化がもたらされるでしょうか。
勉強している(=応援したい)人にほど、業務等で評価されるチャンスが提供されます。
つまりは、勉強した内容を実践するチャンスを与えられ、勉強した内容をきちんと実施すれば評価され、評価されれば給与も上がります(そうではない会社さんも存在するのかもしれませんがシベスピはそうだと思ってます)
もし自分が評価されるようになったら、自分にどういった変化が訪れて、どう感じるか(褒められる・自分のやりたいことが出来るようになる・給料が上がる等)
また、自分と同期だったり、対等な方が勉強している立場だった場合、その方はチャンスを与えられ、評価される土壌に乗り、自分はそうではなかった場合、どう感じるか(今は周りにいなくても、世の中にはそういう方はたくさんいるので、明日自分の隣にいきなり現れることも往々としてあります)
これらをまずは想像してみてください。
ここが学校と違うところで、学校では勉強しようが自分の利益として帰ってくることは早々ないのですが、社会では自分の利益として帰ってきます。
こういったことを想像し、プラス状態の自分になりたい!ならねば!と思えるかどうかが、勉強する人としない人の差だと私は思っています。