株式会社シベスピ 従業員ブログ

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「考える」を考える。

お久しぶりの須田です。

昨年6月頃の社内スピーチで、「人は見たいものを見たいように見るので、『どこに注目してほしいのか』を考えて質問を組み立ててはいかがでしょうか」というお話をさせていただきました。
今回の話は、その延長線上にありそうなお話です。

「考える」って何なのか。

「考える」ことについては、以前システム部長も以下のように述べていました。
chivsp.hatenablog.com

※この記事では、「よく考えて」「もっと深く考えて」という用法における「考える」の入り口、あるいは前提について取り扱います。

知らないことはわからない。

そもそも、知らないことを思考することはできません。

例えば、突然「マールス」と言われても、大半の日本人は「何のことだ?」と思うことでしょう。
しかし、「林檎」と言われれば、品種や色、味、あるいは好き嫌いなど、今までの人生で得た知識や経験から、何かしらの(連想ゲームめいた)思考が生まれるはずです。

※マールス:ラテン語で「林檎」のことらしいです。私も適当に検索しました。間違っていたらこっそり教えてください。

このことから、「考える」前提として、対象に対する知識や経験といった最低限のインプットが必要となることがわかります。

方向を間違えると辿りつけない。

他の方から「もっとよく考えて」と言われる場合、原因としては「不足している視点がある」ことや「向かっている方向が間違っている」ことなどが考えられます。(ここでは、後者の「向かっている方向が間違っている」を取り上げます。)

例えば、同じ「林檎について考えて」でも、「林檎がなぜ赤いのか考えて」なのか「林檎を甘くする方法を考えて」なのかでは、考え方が変わってきます。

つまり、ここで言う「考える」とは、漠然と思考の海を漂うことではなく、指向性をもって考える、ということになります。
思考に指向性を与えるためには、「どういった目的で」「何を」考えるのかが重要になってきます。

考えるためには

正しく「考える」ためには、

①対象を知ること
②考える理由を理解すること

が大切です。

①対象を知ること

考えなければならないことについて、「知らない」あるいは「わからない」ということに気づいたら、考えるより前に「調査する」ことが重要です。先述したように、全く知らないことについて考えることは不可能だからです。
また、新たなインプットを得ることで、今までの(もしかしたら全く関係ないと思っていた)知識や経験と繋がって、新しい考えを得ることができるかもしれません。

②考える理由を理解すること

考えなければならないことについて、「なぜ考えなければならないのかがわからない」「なにを考えたらいいのかわからない」と思ったら、考えるより前に、「確認する」ことが重要かもしれません。
先述したように、「考えてほしい」と言われる背景には、そう発した側の「なぜ」が存在するはずだからです。
考える前にまず、「どういう目的で」「何について」考えるべきなのかを整理して、それが正しい方向に向かっているかどうか、一度確認してみてはいかがでしょうか。

最後に

人は見たいものを見たいようにしか見ないし、知っていることしか考えることできないというのは、当たり前のようでいて見落とされがちなことだと思います。
視野や思考の幅を広げることは、人生を豊かにすることにも繋がります。
業務に限らず、新しい知識や経験を得られるような行動を心がけてみてはいかがでしょうか。