お久しぶりです、黒田です。
好きなものはゴールデンウィークです。
最近、タイトルに書いたことを実感できる出来事があったので、その出来事について書いてみます。
軸を間違えると腹が立つ
当社の社員がトラブル案件に3人で参画しています。
参画に際して、会社から与えられたミッションは以下の2つです。
①チームで成果を出すこと
②増員すること
①を軸として持っていないと、チーム内で遅れている人のサポートを依頼されたときに「何で俺がやらないといけないんだよ」と腹が立ってしまうかもしれません。
軸として持つことで、「自分の成果」ではなく「チームの成果」に目を向けられるようになり、「チームの成果」を出すためにやらなければならないことは「自分の仕事」と認識して取り組めるようになります。
楽することを軸に持っている『残念賞な人』
いかんせんプロジェクト全体としては絵に描いたようにトラブっています。
メンバーは稼働が上がって疲弊し、プロジェクト全体の士気はどんどん下がります。
そうなると「自分の仕事を人に押し付けて楽をしようとする『残念賞な人』」がほぼ必ず現れます。
そいつらの軸は明確なので、行動パターンはほぼ決まっています。
自分に割り振られたタスクを自分がやらなくて良い理由をでっち上げて主張し、他人に押し付けようとします。
それでも自分がやらなければならない状況になりそうになったら、体調不良を理由に休んだり帰ったりします。
案の定、当社のメンバーが他社の『残念賞な人』にタスクを押し付けられ、「何で俺がやらないといけないんだよ!!」と腹を立てていました。
「増員すること」を軸に持ったら世界が変わる
増員を達成しようと思ったら、「枠を増やす」か「今ある枠を他社から奪う」しかありません。
後者をターゲットにした時に、自分より明らかに成果を上げている人から奪うのはとても難しいです。(というか、ほぼ無理)
なので、自分たちより成果を上げていない人から奪うことを考えます。
ここまで思考が行き着くと、上に書いた『残念賞な人』たちの行動が「歓迎すべきもの」に見えてきます。
『残念賞な人』がさぼればさぼるほど、『残念賞な人』のタスクを自分たちで巻き取れば巻き取るほど、増員できる可能性は上がるでしょう。
腹が立つどころか「『残念賞な人』たち、どんどんさぼってくれ」という思考になってこないでしょうか。
最後に
ポジティブ思考もネガティブ思考も、「ポジティブループ」、「ネガティブループ」という言葉があるように、断ち切らない限りは基本的にループしてその方向に進み続けます。
そのループを生み出す根源にあるものが「持っている軸」だと考えています。
「ネガティブループ」はみんなしんどいので、断ち切るのにおススメの漫画を紹介して今回のブログを締めたいと思います。