株式会社シベスピ 従業員ブログ

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「悲観的に準備をし、楽観的に対処せよ」

引き続き動画中毒の大泉です。行き帰りの電車が暇なので、って言い訳ですが。
新しく入社する方に「一押しアニメ教えてよ!」って聞くのも継続していますが、アニメにも飽きてきて・・・
ということで最近は名作ドラマの見返してはまっていて、特に『山崎豊子』作品ばかり見ています。
激動の時代のリアル、いいですよねぇ。
ということで今回はその中でも『不毛地帯』について、また、主人公『壱岐正』のモデルの一人『瀬島龍三』氏の大好きな言葉を紹介します。

不毛地帯』ドラマの感想

あらすじはwikiなど見ていただければと思いますが、改めて「ビジネスマンとしてのダイナミズム」を感じ楽しめました。
ただ挑戦と成功みたいな単純なストーリーが好きなだけかもしれませんが。
役職や環境、立ち位置的なものに捕らわれず、熟慮し、自分なりの解決先を導き出し、困難に果敢に挑んでいく姿はただただ格好良いですね。
仕事と家族の間で迷い、悩み苦闘する、みたいなところも、人の親になったからでしょうか、共感できる部分が多く有りました。
改めて見ると「困ったときの女性頼み」みたいな部分も多くて、島耕作シリーズみたいでもあったんだなぁとも思いました(ちょっとズルイ)。
石油発掘プロジェクトでの入札成功や実際に石油が出たときなどは、普通に泣けますね(笑)。

『瀬島龍三』氏の言葉

『作戦を立てるときの心構えとして、私たちは「悲観的に準備をし、楽観的に対処せよ」と教育されたのですが、これはいまでも、いろんなところに生かすことができるのではないでしょうか。人間というのは、どうしても楽観的に準備をして、そして事が起きたならば悲観的になりがちですから。』
私は根がネガティブなので、「悲観的に準備」はしているつもりだったのですが、社会人になってからこの小説を読んで、そしてドラマを見て「全然足りていなかった」「”なり”で仕事してた」と反省したことを今でも覚えています。
「とことんまで検討する」「熟慮する」と言葉にすると簡単ですが、『あらゆる事象を想定し最悪のケースに備える』って本当に難しいですよね。
私なりの対処法としては「計画の計画」のように実工程を実施する前の時間、タスク整理・検討を大事にしています。
いきなり「計画を立てる」のではなく、「計画を立てるための計画を立てる」みたいなイメージでしょうか。その準備工程を踏むことで「熟慮」に近い形ができているかな?と思っています。

繰り返しになりますが、私は根がネガティブなので、「楽観的に対処せよ」は苦手です(笑)。
ですが、「悲観的に準備」した状態があれば、「起きてしまったことはしゃーない。検討はしてたしある程度はその方向性でー」と30代前半よりはだいぶ「楽観的に対処」できるようになったと思います。

まとめ?

ここまでがあまりまとまっていないので恐縮ですが、、、
最初は自分なりで良いと思います。考えたんだと。熟慮したんだと。
その結果問題が発生したときにどこまで慌てず、下向かず、立ち向かえるか?
そして振り返りを行って何を掴むか?次に繋がるか?
そういった繰り返しが仕事を楽しくして来たんだなぁと思いましたし、これからも仕事を楽しくする指針になっていると思い返して皆さんへ紹介しました。
もし気になって小説読んだりドラマを見たりしたら感想声掛けてくださいね。

以上です。