株式会社シベスピ 従業員ブログ

シベスピの社員ブログ。技術・想い・経験沢山書いていきます!

「準備」するということ

趣味のお話

私の趣味の一つに麻雀があります。
中学時代にルールを覚え、高校2年でフリー雀荘デビューしていることもあり、かなり長い時間を費やしてきました。
そんなわけで、社会人になってから上司や同僚と卓を囲むと「ツモってから切るまでの時間が短い」とか「鳴くときに迷いがない」なんてことをよく言われます。

仕事のお話

上司やプロジェクトリーダーと一緒にお客さんとの打合せに参加した経験は多くの人にあると思います。
最初はお客さんが話している内容がさっぱりわからず、メモを取るのが精いっぱいだったという経験もあると思います。
打合せ中、上司やプロジェクトリーダーに対して「なぜあんなによどみなく説明ができるのだろう」とか「なぜお客さんからの質問にスパッと答えられるんだろう」と感じたことはないでしょうか。

麻雀における「準備」とは

なぜ「ツモってから切るまでの時間が短い」かと言うと、ツモる前から「○○をツモったら△△を切る」と決めているからです。
なぜ「鳴くときに迷いがない」かと言うと、鳴く前から「誰々が○○を切ったら鳴く」と決めているからです。
決めるタイミングはたくさんありますが、基本的には全て「準備」した上で行っていることです。

仕事における「準備」とは

上司やプロジェクトリーダーは、過去の経験や知識だけで打合せに臨み、対応しているように見えることもあるかもしれません。
そういう天才肌な人もいるかもしれませんが、大多数の人は「準備」をして臨んでいるはずです。
「準備」とは以下のようなものです。

 ①打合せの目的とゴールを決める
 ②打合せ資料の内容を頭に入れる
 ③打合せ資料に対して、口頭補足する内容とタイミングを決める
 ④打合せ中、お客さんに確認したい内容と聞くタイミングを決める
 ⑤打合せ中、お客さんから質問を受け付けるタイミングを決める
 ⑥打合せ中、お客さんから挙がるであろう質問事項をある程度予測し、回答する内容を決める

上に挙げたような準備をし、自分が設定したゴールに到達させるためのシュミレーションを重ねて打合せに臨んでいるのです。
そうでなければ、よどみなく説明をしたり、ましてやお客さんからの質問に即答するなんてことはできません。

最後に

打合せに限らず、仕事においては「準備」が大切です。
とりあえず始めるのではなく、入念に「準備」をしてから臨むことで仕事の速度や精度が上がると思います。

ただし、麻雀はどんなに「準備」しても負ける時は負けますので、十分に気を付けてください。