株式会社シベスピ 従業員ブログ

シベスピの社員ブログ。技術・想い・経験沢山書いていきます!

挨拶について


こんにちは。大墨です。


コミュニケーションの基本である挨拶について書かせていただきたいと思います。


初対面の挨拶

人が、他人と初めてとるコミュニケーションは基本的に挨拶になります。人の印象は挨拶程度の会話をした一連の動作で印象の9割は決まってしまうと言います。


初めて話した「感じの良い人だ」「話しにくそうな人かも」と言った印象は先入観としてインプットされます。ある程度話す機会があれば、初対面の悪い印象を挽回することも可能かも知れません。しかし、そもそも話す機会が少なかったりすると、悪い印象を持たれたままになってしまいます。


毎日の挨拶

職場での毎日の挨拶も立派なコミュニケーションの一つです。毎朝、出社した時に「おはようございます」帰る時に「お疲れ様でした」

周囲の人に声を掛け、掛けられたら返す。これも、コミュニケーションの一つです。


毎日挨拶していれば、そこからちょっとした日常会話をするようにもなるでしょう。日常的に話をしていれば、業務に関する質問や相談などもしやすくなります。挨拶はそうした会話のきっかけにもなります。


自分から挨拶

「挨拶」という言葉の語源は、「一挨一拶(いちあいいちさつ)」という禅問答に由来する言葉なのだそうです。「挨」は心を開く「拶」は近づく、迫るという意味で、合わせると「心を開いて相手に近づく」という意味になります。

あまり話した事のない人や、悪い印象を持っている人にも、自分から挨拶をして心を開いて近づけば、打ち解けられたり、印象と違う人かもと気づけるかも知れません。もしかしたら、思わぬ時に助けてくれるかも……皆さまが良好な人間関係を築く一助になれれば幸いです。


こぼれ話

実は、挨拶を記事のテーマに選んだきっかけがありました。私はカードゲームを趣味としており、休日にはたまに大会に出たりもしています。(戦績の方は今ひとつですが……)

少し前に参加した結構な規模の大会で対戦した相手の態度がまぁ酷かった。対戦を始める前に「よろしくお願いします」と言っても黙って会釈だけ返すし、ゲームが終わった後も「ありがとうございました」と言おうとしたら無言で立ち去られました。(当然、初対面の相手です)


社会人としてそこまで酷い人は流石に会ったことはありませんが、自分が何てこと無いと思っていることも、積もり積もって悪い印象になっているのかも知れません。

自己効力感のはなし

成長を妨げているのは自分自身?

突然ですが、皆さんは自分の成長を実感できていますか?

全然成長を感じられていないという方、もしかしたら、自分の成長やその実感を妨げているのは自分自身かもしれません。

悪い結果は気持ちが招く

物事に取り組むとき、どんな気持ちで臨んでいますか?

私は、「きっとできる!」という前向きな気持ちで取り組むようにしています。
これまで、「どうせできない」という後ろ向きな気持ちで取り掛かった仕事や課題はことごとく悪い結果になっているためです。


事前の準備においてできる限り取り除くように心がけています。
ですが、どんなに準備をしても残ってしまう不安や懸念はもちろんあります。

それでも、拭いきれない不安には目を瞑り、
「きっとできる!」と自分に言い聞かせて取り組みます。

そう取り組むようになってから、成功したときにはより強い達成感得られるようになりました。
失敗したときはその原因を考える余力を持てるようになったと感じています。

後ろ向きな気持ちで取り組んでいた頃は、失敗すると「やっぱり駄目だった」と思うばかりでした。
失敗の原因は何か、考えることもしませんでした。


かつての私のように、後ろ向きな気持ちを抱いてしまう人は結構多いようです。

その思考が行動を制約してしまい、十分に実力が発揮できない状態になっているかもしれません。

自分自身に期待する

「きっとできる!」と前向きな気持ちを持つことを【自己効力感】と言います。
【自己効力感】が高いと成果や結果を手に入れやすく、達成感を感じやすいです。

逆に、【自己効力感】が低いとあきらめやすく、何事にも積極的に取り組めなくなってしまいます。


【自己効力感】は、1970年代に心理学者のA.バンデューラが提唱した概念です。

A.バンデューラは自己効力感の意味を
「ある特定の成果を生み出すために必要な一連の行動を体系化し、
それを遂行する能力に対する信念」

と定義しています。

簡単に言うと、【自己効力感】とは
「未来の自分を信頼し、期待すること」だと、私は考えています。
他の誰でもない、自分自身に対する信頼と期待です。

では、どうしたら【自己効力感】を高めることができるのでしょうか?


A.バンデューラは、以下の4つの要素により
【自己効力感】を高めることができるとしています。

1. 達成経験[自分自身が何かを達成・成功した経験]
2. 代理経験[他者が達成・成功した経験の観察]
3. 言語的説得[他者からの言語的な励まし]
4. 生理的情緒的高揚[生理的、情緒的な高揚]

この4つの要因の中で、達成経験が最も【自己効力感】を高めるそうです。

できることに意識を向けてみる

【自己効力感】を高めるには達成経験を得ることが重要です。
達成する対象が大きければ大きいだけ、強い達成経験を得ることができます。
ですが...大きなことを達成するのは難しいですよね。


新しく大きな達成経験を得ることができないのであれば、今の自分ができることに意識を向けてみてはどうでしょうか?

例えば...
・昨日より早く起きることができた!
・指定時間内で作業が完了できた!
・ミーティングで発言できた!
などなど。

ごくごく小さなもので構いません。
見つけたら、「さすが!」と自分を褒めてあげてください。
小さな達成経験をたくさん重ねることが大事です。

そうすることで、【自己効力感】を少しずつ高めていくことができます。


【自己効力感】が高まると、同じ経験でも達成感を感じやすくなります。
達成感を感じるということは、更に【自己効力感】が高まるということです!

「きっとできる!」と思い込む

私は「きっとできる!」と自分自身に言い聞かせて物事に取り組んでいます。
私にとってこれは、魔法の呪文やおまじないと同じもの。
そこに絶対的な根拠はありません。

自分にはできる気がするという【ポジティブな思い込み】に他なりません。


でも、この考え方と姿勢で物事に取り組むようになってから、たくさんのことに挑戦できるようになりました。

挑戦の数が増えたぶん、たくさんの経験を得られるということです。
その経験が次の挑戦に対する自信につながっていくと私は考えています。


みなさんも、
「きっとできる!」という気持ちで目の前の課題に取り組んでみてください!

行動と目的

今回は、行動と目的の関係性について書いてきます。


まず大前提として
「行動には全て目的がある」
ということを踏まえて読んでみてください。

「行動」と「目的」とは

2つの違いとして以下が有ります。
行動:動作を表す ⇒ 他人が視認できる  ⇒ 分かりやすい
目的:意思を表す ⇒ 他人は視認できない ⇒ 分かりにくい

「行動内容」は表面的に観測するのが容易です。

「Aさんがパンを食べてる光景」を見て、
「Aさんがパンを食べている」と認識するのは非常に容易だと思います。

「目的内容」は表面的には観測できません。

「Aさんがパンを食べている光景」を見ただけで
「どうしてパンを食べているのか?」を明確に知ることはできません。
そんなもんどうだってええやろって思うのは一旦置いといて

①お腹が空いたから
②パンが好きだから
③特売で売ってたから
など様々な候補を推測することはできると思います。

行動を追えば相手の目的(意思)が分かる!?

裏を返せば、
①お腹が空いたからパンを食べる
②パンが好きだからパンを食べる
③特売で売ってたパンを食べてる


といった様に「パンを食べる」という動作から
目的の候補を推測できるということになります。


これに加えて

以下のどれかを「他の行動」として追加した場合を考えてみましょう。

④動き回ったからお腹が空いたと言っていた
⑤米よりパン派と普段から言っている
⑥今日はパン特売日だ!と言っていた


付け加えた内容が
④ならば、①がパンを食べるという行動の目的
⑤ならば、②がパンを食べるという行動の目的
⑥ならば、③がパンを食べるという行動の目的
と目的の内容をほぼ確定できる状態に出来ると思います。


しかし実は
「パンのキャンペーンで貰えるお皿が欲しかったから」
「パンのおまけのキャラクターグッズが欲しかったから」

というように、推測しうる情報が欠けていると勘違いに繋がることもあります。

多くの情報を持つということは正確な判断に繋がる

ということでもあります。

実は無意識でやっていること

相手の行動内容を追えば、相手の目的(考えていること)を知ることができる。
理屈で説明しましたが、日常でも無意識に実行している人は多いと思います。


例えば、
「Bと言ってたがCしてたから、ホントはDだったに違いない」
「ホントのことを言うともっと怒られるから事実とは違うことを言っている」

と言ったように、


「相手の行動内容」から「相手の本来の目的」を推測して
「主張(提示された目的)」と照らし合わせ、それがウソだと見抜く場面

人生の中で一度は目にしたことがあると思います。
無意識でやってる程度のことですが、理屈まで捉えてる人は少ないです。

この内容を記事にした理由とは?

理屈を知っていると活かせる機会が大幅に増えるからです。
そしてそれを仕事に活かすことは重要だと思うからです。
以下に仕事ベースの要点をまとめようと思います。

相手の要求には必ず目的があります

仕事では相手の要求に理不尽さを感じることも多くあります。

何故それを要求されるのか?
何故怒られるのか?
その憤りはそのまま放置しても良いのでしょうか?
漠然と言われたまま、理由を知らずに従っていればよいのでしょうか?

AすることはBに繋がるからやる意味がある

しかしBに繋がるという認識を持ってないから意味不明に感じる。
このように
自分の中に不足している「情報」や「考え方」から理不尽に感じる
場合も少なくはありません。
特に仕事では、立場の違いから自分の視野には映りにくい事柄も多くあります。
また、理由を知ってやるべきことの優先順位を設定することも大事です。

要求を知れば何を意識するべきか見えくる。

相手の要求の目的を知ることは、
正しい判断を導く重要な情報となります。
つまり結果に繋げやすいということでもあります。

言われたから漠然とやるではなく、相手の要求の「目的」を考えてみることはとても大事であるということです。
※考えなくても質問して聞き出すこともできます。

あとがき

私がこのような考え方をするようになったのは2年ほど前からだったと思います。
アドラー心理学」というものを学び自分なりに、内容を噛み砕いたものが今回の記事の内容になります。
今では自然とやっているようなことですが、意識してやってみるのはとても難しいことだと思います。
実際にはもっと多くの哲学的な話もあるのですが本記事はその上澄み程度のものです。


システム部部長が「考えることの重要性」を以下の記事で書いています。
部長の小言② - 株式会社シベスピ 従業員ブログ
部長の小言③ - 株式会社シベスピ 従業員ブログ


今回の記事も「考えること」の1つの形であると思います。
考えて正確なアウトプットを出すには多くのインプットも必要となるので、「考えること」を意識していくなら、同時に「情報を取り込むこと」も意識する必要があると思います。
以上、堅苦しい記事でしたが「行動と目的の関係性」についてを紹介させていただきました。

BBC micro:bitで遊んでみた

皆様こんにちは。

小学校でのプログラミング教育の必修化が最近話題になっていますが、その中で教材もいろいろと注目が集まっています。
今回は、その中のひとつで遊んでみましょう。というお話です。

別段、家に小さい子どもがいるわけでも教育関係のお仕事をしているわけでもないですが、どんなものか気になったのと、ハードとの連携ってほとんどやったことないなぁ、ということで試してみました。

BBC Micro:bitとは

BBC Micro:bitは、シングルボードコンピュータです。
詳しくないですが、Raspberry Pi が見た目には近いです。
Raspberry Pi は、小さいコンピュータとして拡張していく感じですが、こちらは最初からいろいろなセンサーがついていて、動作を学ぶところに特化しているような気がします。
執筆当時、Amazonで2,000円強くらいでした。

5cm四方くらいのボードに、色々な端子やセンサーがついています。
・25個の赤色LED
・2個のボタン
・加速度センサー
・磁力センサー
Bluetooth
・micro USB

Bluetoothがさらっと入っているのは、モバイルの時代だなぁと感じてしまいます。
さて、これで何をしようか、、という感じですが、そこもご安心を。

至れり尽くせり

「microbit」でググると、先頭に公式ページが出てきます。
チュートリアルもたくさんあります。そして、かわいい。

Web上でGUI的コーディングができるBlockEditorというものも用意されています。
さらなる学習ステップとして、実際にPythonJavaScriptに移っていくチュートリアルや、そのエディターもあります。至れり尽くせりです。

スマイルください。

今回は、BlockEditorを使ってmicro:bitさんにスマイルを注文することにしました。
何度注文しても満面の笑みを返してくれるはず、、、!

いきなりsadな顔をしているのはご愛嬌

ところどころ、英語のみの表記があり、まだまだ更新中のようです。

指示に従って、ブロックを置いていきます。

スタートの指定とか関係なしにボタンごとのイベントを設定します。
これだけでおk。

シークレットまで用意しているのが心憎い

ダウンロード&インストール

出来上がったらhexという拡張子のファイルがダウンロードできます。
こちらを、USBでつないだmicro:bitのドライブに落とすだけでセット完了です。

ファイルが1MB近い。ハードとの連携ってこういうサイズになるものなんでしょうか。
ファイルが消えてしまうけど、導入できているようです。

起動!

起動といっても、給電されていれば、動きます。
無事、スマイルをいただくことができました。
他にもBボタン、A+B同時押しのシークレットモードなども想定通りに動きました。
ハードってこんなに簡単に動かせるものなのだろうか、、?

今回は、お勉強レベルにも行きつかず、動かしてみたレベルでした。
初めて触れる時にも
・自分でコーディングして、ハードに色々な動きをさせることができる
・ソフトウェアを入れ替えれば、色々な遊びができる
ということがわかりますし
PythonJavaScriptで動かしてみる
スマートフォンのアプリでもコーディングできる
Bluetoothなどの外部連携も試していける
などなど、広い世界へもステップアップしやすい思想になっていることがわかりました。

もう少し、色々と遊んでみようと思います。

シベスピ登山部 ~川苔山編~

登山ネタ

シベスピ登山部の活動2回目は「川苔山」に行ってきました。(川乗山とも言うらしいです)

前回の記事では「4/27に行きます」と書きましたが、雨のため中止となってしまい、平成最後の登山は行けませんでした…。
なので、少しずれましたがGW最終日の5/6に行ってきました。
大型連休中なこともあり、参加者は私とIskさんの2人だったので中級者難易度の山に行ってきました。
途中に滝があるとの事なので、楽しみです。

ルートはざっとこんな感じ!(奥多摩駅鳩ノ巣駅まで)

標高は1363mと前回よりちょっと高め。

9:00 川乗橋バス停へ到着


有名なルートらしく、人がたくさんいた。
さあ、今回も楽しい登山のスタート!



最初は舗装された道路をひたすら進む進む!
でも景色はキレイで個人的には好みでした。


2.7kmほど進んだところ。
お、トイレがあるぞ。休憩しよっと。


なんだと…!?尿意との戦いである登山でこれはキツイ。
さっさとクリアするしかない。先へ進もう。


やっとここらへんから登山道に入りました。


脆そうな橋を渡ったり…


崖の下の洞窟っぽいところの前でキャンプっぽい事している人がいたり…
(こんなとこで何やってたんだろう?)


とても良い景色の道を進んでいく内に…

10:24 百尋ノ滝に到着



おお!とても迫力があって且つ美しい!
近くまで行きましたが、涼しくて気持ちいい!
心(ソウルジェム)の穢れが浄化されていくー。

少し休憩を挟み、次は山頂に向けて出発だ!



1時間半ほど進み、急な上り坂を登って行くと…ついに…!
(道中、同じような景色ばかりなので大幅に端折る)

12:04 川苔山の山頂に到着



着いたー!!
今回は曇っていたので、山頂からの景色はあまり良くなかったよ、残念。
少し休憩し、そして下山へ。

14:43 下山


総距離約16km、タイムは休憩を含めて5時間48分程で終了しました。
ペースとしては、標準コースタイムと同等くらいだったので、かなり良かったと思う。いやー楽しかった!

最後は、立川駅でラーメンを食べて締めました。
(恒例になりつつある?)

終わり

シベスピ登山部第二回目の記録は以上です。
川苔山は、特に危なげなところもなく、サクサク進めた山でした。

ただ、距離が長いのと山頂付近が急勾配なので、初心者には辛いかなと思います。

次回はどこへ行こうかなー!

「価値観」について

お久しぶりです。山田です。

今回は、「価値観」について書こうと思います。
シベスピに入って、もう1年以上が経ち、いろいろな経験を積むことが出来ました。
その中で、一緒に作業をするメンバーと話していて価値観について考える機会がありました。

価値観とは

価値観(かちかん、英:sense of values)とは、何に価値があると認めるかに関する考え方。価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となるものの見方。ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)、という判断。

仕事をする上であったほうが良いと思う価値観

ひとつめは、相対的なものではなく、自分自身のみをみて評価をすること。
相対的な評価は必要ですが、まずは、前の自分より成長出来たかをひとつのポイントとしておくことで、前に進んでいることを実感できると思います。これはモチベーションを保つうえで大事だと考えています。
そのうえで、同期のメンバーなど他の基準と比較して足りていないと感じたなら、やり方を考えるなどすると良いと思います。

ふたつめは、長い目で見て評価をすること。
瞬間的にみると、めんどくさかったり、自分だけが苦労している、損をしているとなることも多くあると思います。
ですが、長期的に考えると後々に楽になったり、今やらないと余計に大変になることが多くあります。
その瞬間だけで評価するのではなく、この行動によって、後々どのような効果があるか考えてから評価すると良いと思います。

私の価値観

私は、「自分自身に得があるのか」を考えて評価しています。
もちろん、将来的なものや、巡り巡って返ってくるであろうことも期待して判断するようにしています。
先まで考えて判断すると、自分だけではなく周りの人にとってもいい判断になることが多いなと思っています。
いまのところは、それなりに良い判断が出来ているのではないかと、私自身は感じています。

最後に

一度、自分の価値観はどういうものなのか、向き合ってみて、今後の生活がよりよくなるには、変えたほうがいいのか、このままでいいのか考えてみるのも良いかと思います。

コマンドプロンプトで遊ぶ ~ETと交信編~

皆さんはコマンドプロンプトを使っていますでしょうか。
今回はコマンドプロンプトを使った簡単な遊びプログラムを作っていこうと思います。

少しマニアックな話になりますがご了承ください。
昔のSSL社のミキシングコンソール(レコーディングに使う音響機器です)にはwindowsコマンドプロンプトと同じような画面がありました。
その画面で打てるコマンドの中に、"ET"と入力するとETと交信できるという隠しコマンドがありました。
今回はそれを再現していこうと思います。


まずは音声ファイルを再生するバッチファイルを作成します。

@echo off
echo HELLO!
mshta "about: <object classid="CLSID:6BF52A52-394A-11D3-B153-00C04F79FAA6"><param name='URL' value='[音声ファイルのパス]'><param name='autostart' value='true'></OBJECT><script>window.resizeTo(10,10);window.moveTo(10,10);setTimeout(function(){window.close()},[再生時間]);</script>"


次にコマンドプロンプトを立ち上げ、上で作ったバッチを呼び出すコマンドを登録してやります。

ETコマンドの登録

doskey et=call [作成したバッチのパス]

呼び出してやるとこんな感じです。

ETコマンドの実行

ただ、doskeyで登録したコマンドはコマンドプロンプトを閉じると消えてしまいます。
永続的に有効にする方法もあるんですが、今回は割愛させていただきます。

以上が今回のプログラムです。
元ネタの方ではHELLO(だったかな)と打ち返さないと無限に音が鳴り続ける仕様だったりするのですが、迷惑なのでやめておきます。
外国製品って、こういう遊び心があったりするのでマニュアル読むのもなかなか面白いですよね。


今回の記事を作るにあたって、以下のサイトを参考にさせていただきました。
バッチで,wavなどの音声を再生しよう (コマンドプロンプトから音を鳴らす方法) - 主に言語とシステム開発に関して
Windows Media Player - とほほのWWW入門